クラス5.1(酸化性物質)、容器等級II。ADR 2025で運送できるUN容器、それぞれの最大容量、少量危険物の上限。
UN 2014は危険物リストで過酸化水素水溶液(20%以上60%以下)を表すエントリーで、クラス5.1(酸化性物質)、容器等級IIに分類される。単一容器としては最大60 LのUNジェリカン、最大250 Lのドラム缶または最大3,000 LのIBCで運送でき、国連表示にはXまたはYが必要である。少量危険物の上限は内装容器1個あたり1 Lである。
| 正式品名 | 分類 | 容器等級 | 少量危険物の上限 | 容器包装基準 |
|---|---|---|---|---|
| HYDROGEN PEROXIDE, AQUEOUS SOLUTION with not less than 20% but not more than 60% hydrogen peroxide (stabilized as necessary) | 5.1 | II | 1 L | P504, IBC02 |
クラス5.1は酸化性物質で、それ自体は燃えなくても、酸素を放出して他の物質の燃焼を助ける(ADR 2.2.51)。過酸化水素水溶液は濃度によって区分される。
容器等級Iは危険性が高いもの、IIは中程度のもの、IIIは低いものを示す(ADR 2.1.1.3)。容器等級によって容器に求められる強度が決まる。国連表示では容器等級IはX、IIはY、IIIはZで示され、上位の性能レベルは下位の容器等級も対象とする。
以下の各エントリーに、容器包装基準が認めるUN容器の種類とそれぞれの最大容量を示す。安全データシート第14項の品名と一致するエントリーを読むこと。
| 容器の種類 | 国連コード | 許容される最大容量 | 可否 |
|---|---|---|---|
| ジェリカン(天板固定式) | 3A1、3H1、3B1 | 60 L | 使用可 |
| ジェリカン(天板取り外し式) | 3A2, 3H2, 3B2 | 60 L | 使用可 |
| ドラム缶(天板固定式) | 1A1, 1H1, 1B1 | 250 L | 使用可 |
| ドラム缶(天板取り外し式) | 1A2, 1H2, 1B2 | 250 L | 使用可 |
| 鋼製ドラム缶入りプラスチック容器 | 6HA1 | 250 L | 使用可 |
| IBC | 31A, 31B, 31N, 31H1, 31H2, 31HZ1 | 3,000 L | 使用可 |
これは容器包装基準が認める容量である。容器は内容物に耐えるものでなければならない(4.1.1.2): 液体別の化学的適合性
特別容器包装規定
PP10 For UN No. 1791, packing group II, the packaging shall be vented.
B5 UN No. 1791、2014、2984、3149については、IBCに、輸送中に通気を可能にする装置を備えなければならない。通気装置の入口は、輸送中の最大充填条件下でIBCの蒸気空間に位置するものとする。
このエントリーに対応する当社の容器
可能である。P504は、容器等級IIのUN 2014について、プラスチック製ジェリカン(3H1)を最大60 Lまで認めており、国連表示にはXまたはYが必要である。
さらに2つの規則が適用される。容器は内容物に耐えるものでなければならない(ADR 4.1.1.2)ため、充填前に材質と物質の適合性を確認すること。危険物用のプラスチック製ドラム缶およびジェリカンの使用期間は製造日から5年である(ADR 4.1.1.15)。鋼製容器にはこの制限はない。
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ADR 2025の表Aの第7a欄では、UN 2014の値は1 Lで、これが内装容器1個に入れられる上限である。
ADR第3.4章では、この値以下の内装容器に入れた液体は、軽減された規則で運送できる。組合せ容器の総質量は30 kg以下(シュリンク包装トレイでは20 kg以下)とし、危険性ラベルの代わりに少量危険物マークを表示する。
ADRの少量危険物と1,000ポイント規則 · ADR 1,000ポイント計算ツール
ADRは欧州の道路輸送を対象とし、鉄道のRIDも同じ危険物リストを使う。海上輸送ではIMDGコード、航空輸送ではICAO技術指針とIATA危険物規則がそれぞれ独自の危険物リストを持つ。UN 2014の分類と容器等級は通常これらの間で一致するが、容器包装基準と上限は異なるため、輸送モードごとのリストを確認すること。
米国では49 CFR 172.101の危険物表が適用され、一部の物質には国連番号の代わりにNA番号が付く。米国の規則では、国連表示のある容器を仕様容器(specification packaging)と呼ぶ。
| 国連番号 | 品名 | 分類 | 容器等級 |
|---|---|---|---|
| UN 2984 | 過酸化水素水溶液(8%以上20%未満) | 5.1 | III |
| UN 3149 | 過酸化水素・過酢酸混合物 | 5.1 | II |
| UN 3210 | 無機塩素酸塩水溶液(他に品名が明示されていないもの) | 5.1 | II, III |
| UN 3214 | 無機過マンガン酸塩水溶液(他に品名が明示されていないもの) | 5.1 | II |
| UN 3216 | 無機過硫酸塩水溶液(他に品名が明示されていないもの) | 5.1 | III |
| UN 3218 | 無機硝酸塩水溶液(他に品名が明示されていないもの) | 5.1 | II, III |
Fortitude21は、設計型式ごとに認証を受け、所管当局が認める品質保証のもとで製造したUN規格の鋼製およびプラスチック製ジェリカンに加え、ペール缶、保管場所に必要な漏洩防止パレットと防液堤を製造している。上のカードは、当社の製品をUNコードで各エントリーに対応させたものである。「要確認」と表示されたものは、ご注文前にその設計の証明書を確認する。
UN 2014は過酸化水素水溶液(20%以上60%以下)の国連番号で、クラス5.1(酸化性物質)、容器等級IIに分類される。容器等級IIでは最大60 LのUNジェリカン、最大250 Lのドラム缶または最大3,000 LのIBCで運送できる。
クラス5.1(酸化性物質)。クラス5.1は酸化性物質で、それ自体は燃えなくても、酸素を放出して他の物質の燃焼を助ける(ADR 2.2.51)。過酸化水素水溶液は濃度によって区分される。
容器等級IIである。UN容器にはXまたはYの表示が必要である。
可能である(容器等級II)。エントリーにはIBC02が記載されており、最大3,000 Lの金属製、硬質プラスチック製および複合IBCが使用できる。
少量危険物の上限は内装容器1個あたり1 Lである。この値はADR 2025の表Aの第7a欄による。
本ページが依拠する規格・法令を発行機関へのリンク付きで示す。市場規則を挙げている箇所については、仕様に反映する前に最新版を確認すること。
データ:OTIFが公表したRID 2025に掲載のADR 2025表A(2026年10月6日確認)を、当社の国連番号容器検索ツールと同じエンジンで処理したもの。出荷前に最新のリストを確認すること。