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UN 1888:クロロホルム

クラス6.1(毒物)、容器等級III。ADR 2025で運送できるUN容器、それぞれの最大容量、少量危険物の上限。

UN 1888は危険物リストでクロロホルムを表すエントリーで、クラス6.1(毒物)、容器等級IIIに分類される。単一容器としては最大60 LのUNジェリカン、最大450 Lのドラム缶または最大3,000 LのIBCで運送でき、国連表示にはX、YまたはZが必要である。少量危険物の上限は内装容器1個あたり5 Lである。

UN 1888の分類と容器等級は?

正式品名分類容器等級少量危険物の上限容器包装基準
CHLOROFORM6.1III5 LP001, IBC03, LP01, R001

クラス6.1は毒物である(ADR 2.2.61)。容器等級は経口、経皮および吸入毒性で決まり、強毒性のものがI、毒性のものがII、弱毒性のものがIIIである。

容器等級Iは危険性が高いもの、IIは中程度のもの、IIIは低いものを示す(ADR 2.1.1.3)。容器等級によって容器に求められる強度が決まる。国連表示では容器等級IはX、IIはY、IIIはZで示され、上位の性能レベルは下位の容器等級も対象とする。

性能レベルと容器等級の対応XのUN表示は容器等級I・II・IIIに対応し、YはIIとIII、ZはIIIのみに対応する。 容器等級I 容器等級II 容器等級III X X:容器等級Iは該当✓ X:容器等級IIは該当✓ X:容器等級IIIは該当✓ Y Y:容器等級Iは非該当✕ Y:容器等級IIは該当✓ Y:容器等級IIIは該当✓ Z Z:容器等級Iは非該当✕ Z:容器等級IIは非該当✕ Z:容器等級IIIは該当✓
UN 1888は容器等級IIIであり、容器にはX、YまたはZの表示が必要である。

UN 1888を運送できるUN容器は?

以下の各エントリーに、容器包装基準が認めるUN容器の種類とそれぞれの最大容量を示す。安全データシート第14項の品名と一致するエントリーを読むこと。

UN 1888 CHLOROFORM

容器の種類国連コード許容される最大容量可否
ジェリカン(天板固定式)3A1、3H1、3B160 L 使用可
ジェリカン(天板取り外し式)3A2, 3H2, 3B260 L 使用可
ドラム缶(天板固定式)1A1, 1H1, 1B1450 L 使用可
ドラム缶(天板取り外し式)1A2, 1H2, 1B2450 L 使用可
鋼製ドラム缶入りプラスチック容器6HA1250 L 使用可
IBC31A, 31B, 31N, 31H1, 31H2, 31HZ1, 31HA2, 31HB2, 31HN2, 31HD2, 31HH23,000 L 使用可
このエントリーで使用できる容器このエントリーで使用できる容器
ジェリカン(天板固定式)
3A1 3H1 3B160 L
ジェリカン(天板取り外し式)
3A2 3H2 3B260 L
ドラム缶(天板固定式)
1A1 1H1 1B1450 L
ドラム缶(天板取り外し式)
1A2 1H2 1B2450 L
鋼製ドラム缶入りプラスチック容器
6HA1250 L
IBC
31A 31B 31N3,000 L

これは容器包装基準が認める容量である。容器は内容物に耐えるものでなければならない(4.1.1.2): 液体別の化学的適合性

このエントリーに対応する当社の容器

UN 1888(容器等級III)の最大容量 容器等級IIIのUN 1888は、最大60 LのUNジェリカン、最大450 Lのドラム缶または最大3,000 LのIBCで運送できる。 UN 1888(容器等級III)の最大容量 ジェリカン(天板固定式) 60 L ドラム缶(天板固定式) 450 L ドラム缶(天板取り外し式) 450 L IBC 3,000 L
ADR 2025のP001による単一容器およびIBC03によるIBC。

UN 1888はプラスチック製ジェリカンに入れられるか?

可能である。P001は、容器等級IIIのUN 1888について、プラスチック製ジェリカン(3H1)を最大60 Lまで認めており、国連表示にはX、YまたはZが必要である。

さらに2つの規則が適用される。容器は内容物に耐えるものでなければならない(ADR 4.1.1.2)ため、充填前に材質と物質の適合性を確認すること。危険物用のプラスチック製ドラム缶およびジェリカンの使用期間は製造日から5年である(ADR 4.1.1.15)。鋼製容器にはこの制限はない。

HDPEグレードとフッ素化 · 液体別の化学的適合性 · 鋼製 vs HDPE 携行缶

UN 1888の少量危険物の上限は?

ADR 2025の表Aの第7a欄では、UN 1888の値は5 Lで、これが内装容器1個に入れられる上限である。

ADR第3.4章では、この値以下の内装容器に入れた液体は、軽減された規則で運送できる。組合せ容器の総質量は30 kg以下(シュリンク包装トレイでは20 kg以下)とし、危険性ラベルの代わりに少量危険物マークを表示する。

安全データシートから容器まで:UN 1888安全データシートの第14項にUN 1888とその容器等級が記載されている。容器等級によって国連表示が決まり、容器包装基準によって容器の種類と容量が決まる。 SDS第14項
UN 1888、クラス6.1、容器等級III
容器等級
III:国連表示にはX、YまたはZが必要
容器包装基準
P001およびIBC03
容器
ジェリカン60 L、ドラム缶450 L、IBC 3,000 Lまで

ADRの少量危険物と1,000ポイント規則 · ADR 1,000ポイント計算ツール

海上・航空輸送と米国でのUN 1888

ADRは欧州の道路輸送を対象とし、鉄道のRIDも同じ危険物リストを使う。海上輸送ではIMDGコード、航空輸送ではICAO技術指針とIATA危険物規則がそれぞれ独自の危険物リストを持つ。UN 1888の分類と容器等級は通常これらの間で一致するが、容器包装基準と上限は異なるため、輸送モードごとのリストを確認すること。

米国では49 CFR 172.101の危険物表が適用され、一部の物質には国連番号の代わりにNA番号が付く。米国の規則では、国連表示のある容器を仕様容器(specification packaging)と呼ぶ。

UN仕様容器 · 危険物輸送 · 容器等級の解説

UN 1888に関連する国連番号

国連番号品名分類容器等級
UN 1547アニリン6.1II
UN 1593ジクロロメタン6.1III
UN 1662ニトロベンゼン6.1II
UN 1710トリクロロエチレン6.1III
UN 1897テトラクロロエチレン6.1III
UN 1935シアン化物溶液(他に品名が明示されていないもの)6.1I, II, III
UN 2078トルエンジイソシアネート(TDI)6.1II
UN 2206イソシアネート類(毒性、他に品名が明示されていないもの)6.1II, III

Fortitude21 が適する場面

Fortitude21は、設計型式ごとに認証を受け、所管当局が認める品質保証のもとで製造したUN規格の鋼製およびプラスチック製ジェリカンに加え、ペール缶、保管場所に必要な漏洩防止パレットと防液堤を製造している。上のカードは、当社の製品をUNコードで各エントリーに対応させたものである。「要確認」と表示されたものは、ご注文前にその設計の証明書を確認する。

よくある質問

UN 1888とは何か?

UN 1888はクロロホルムの国連番号で、クラス6.1(毒物)、容器等級IIIに分類される。容器等級IIIでは最大60 LのUNジェリカン、最大450 Lのドラム缶または最大3,000 LのIBCで運送できる。

UN 1888の危険物クラスは?

クラス6.1(毒物)。クラス6.1は毒物である(ADR 2.2.61)。容器等級は経口、経皮および吸入毒性で決まり、強毒性のものがI、毒性のものがII、弱毒性のものがIIIである。

UN 1888の容器等級は?

容器等級IIIである。UN容器にはX、YまたはZの表示が必要である。

UN 1888はIBCで運送できるか?

可能である(容器等級III)。エントリーにはIBC03が記載されており、最大3,000 Lの金属製、硬質プラスチック製および複合IBCが使用できる。

UN 1888の少量危険物の上限は?

少量危険物の上限は内装容器1個あたり5 Lである。この値はADR 2025の表Aの第7a欄による。

参考資料

本ページが依拠する規格・法令を発行機関へのリンク付きで示す。市場規則を挙げている箇所については、仕様に反映する前に最新版を確認すること。

データ:OTIFが公表したRID 2025に掲載のADR 2025表A(2026年10月6日確認)を、当社の国連番号容器検索ツールと同じエンジンで処理したもの。出荷前に最新のリストを確認すること。

UN 1888用の容器が必要ですか?

国連番号、容器等級、容量をお送りください。認証済みの設計、証明書に記載された工場名、価格をご返信します。

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