クラス6.1(毒物)、容器等級I、IIおよびIII。ADR 2025で運送できるUN容器、それぞれの最大容量、少量危険物の上限。
UN 1935は危険物リストの3件のエントリーでシアン化物溶液(他に品名が明示されていないもの)を対象とし、クラス6.1(毒物)、容器等級I、IIおよびIIIに分類される。容器は安全データシートに記載された容器等級で決まる。UNジェリカンはすべての容器等級で最大60 L、ドラム缶は最大450 L(容器等級Iでは250 L)、IBCは容器等級IIおよびIIIで最大3,000 L。
| 正式品名 | 分類 | 容器等級 | 少量危険物の上限 | 容器包装基準 |
|---|---|---|---|---|
| CYANIDE SOLUTION, N.O.S. | 6.1 | I | なし | P001 |
| CYANIDE SOLUTION, N.O.S. | 6.1 | II | 100 ml | P001, IBC02 |
| CYANIDE SOLUTION, N.O.S. | 6.1 | III | 5 L | P001, IBC03, LP01, R001 |
クラス6.1は毒物である(ADR 2.2.61)。容器等級は経口、経皮および吸入毒性で決まり、強毒性のものがI、毒性のものがII、弱毒性のものがIIIである。
容器等級Iは危険性が高いもの、IIは中程度のもの、IIIは低いものを示す(ADR 2.1.1.3)。容器等級によって容器に求められる強度が決まる。国連表示では容器等級IはX、IIはY、IIIはZで示され、上位の性能レベルは下位の容器等級も対象とする。
N.O.S.は「他に品名が明示されていないもの」の意味で、固有のエントリーがない物質のための包括的なエントリーである。多くのN.O.S.エントリーでは、運送書類の正式品名の後に、危険成分の技術名を括弧書きで付記する(ADR 3.1.2.8)。
以下の各エントリーに、容器包装基準が認めるUN容器の種類とそれぞれの最大容量を示す。安全データシート第14項の品名と一致するエントリーを読むこと。
| 容器の種類 | 国連コード | 許容される最大容量 | 可否 |
|---|---|---|---|
| ジェリカン(天板固定式) | 3A1、3H1、3B1 | 60 L | 使用可 |
| ジェリカン(天板取り外し式) | 3A2, 3H2, 3B2 | 60 L | 粘性液体のみ |
| ドラム缶(天板固定式) | 1A1, 1H1, 1B1 | 250 L | 使用可 |
| ドラム缶(天板取り外し式) | 1A2, 1H2, 1B2 | 250 L | 粘性液体のみ |
| 鋼製ドラム缶入りプラスチック容器 | 6HA1 | 250 L | 使用可 |
| IBC | 31A, 31H1, 31HZ1 | – | 使用不可 |
容器等級Iでは、粘度が2 680 mm²/sを超える液体のみ、天板取り外し式のドラム缶またはジェリカンに入れることができる(P001、注a)。
容器等級IではIBCは使用できない。
これは容器包装基準が認める容量である。容器は内容物に耐えるものでなければならない(4.1.1.2): 液体別の化学的適合性
| 容器の種類 | 国連コード | 許容される最大容量 | 可否 |
|---|---|---|---|
| ジェリカン(天板固定式) | 3A1、3H1、3B1 | 60 L | 使用可 |
| ジェリカン(天板取り外し式) | 3A2, 3H2, 3B2 | 60 L | 使用可 |
| ドラム缶(天板固定式) | 1A1, 1H1, 1B1 | 450 L | 使用可 |
| ドラム缶(天板取り外し式) | 1A2, 1H2, 1B2 | 450 L | 使用可 |
| 鋼製ドラム缶入りプラスチック容器 | 6HA1 | 250 L | 使用可 |
| IBC | 31A, 31B, 31N, 31H1, 31H2, 31HZ1 | 3,000 L | 使用可 |
| 容器の種類 | 国連コード | 許容される最大容量 | 可否 |
|---|---|---|---|
| ジェリカン(天板固定式) | 3A1、3H1、3B1 | 60 L | 使用可 |
| ジェリカン(天板取り外し式) | 3A2, 3H2, 3B2 | 60 L | 使用可 |
| ドラム缶(天板固定式) | 1A1, 1H1, 1B1 | 450 L | 使用可 |
| ドラム缶(天板取り外し式) | 1A2, 1H2, 1B2 | 450 L | 使用可 |
| 鋼製ドラム缶入りプラスチック容器 | 6HA1 | 250 L | 使用可 |
| IBC | 31A, 31B, 31N, 31H1, 31H2, 31HZ1, 31HA2, 31HB2, 31HN2, 31HD2, 31HH2 | 3,000 L | 使用可 |
このエントリーに対応する当社の容器
20L NATO規格 スチール携行缶20リットル3A1UN対応品あり
25L・30L NATO規格缶25・30リットル3A1UN対応品あり
ステンレス NATO規格缶 — 10L / 20L10・20リットル3A1UN対応品あり
横型 亜鉛メッキ缶 — 5L / 10L / 20L5・10・20リットル3A1UN対応品あり
横型 ステンレス缶 — 5L / 10L / 20L5・10・20リットル3A1UN対応品あり
3L ミニ横型缶3リットル3A1UN対応品あり
25L スタッキング式プラスチックジェリカン25リットル3H1UN対応品あり
フッ素処理HDPEジェリカン5・10・20・25・30リットル3H1UN対応品あり
静電気対策HDPEジェリカン5・10・20・25・30リットル3H1UN対応品あり
20L アルミ NATO規格缶20リットル3B1UN認証:要確認
広口HDPEジェリカン — UN 3H2タイプ10・20・25リットル3H2UN対応品あり
丸型メタルバケツ 5L〜25L5〜25リットル、4サイズ1A1UN認証:要確認
フラワー蓋・レバーバンド付金属製ペール缶 4L〜35L4〜35リットル、17サイズ1A2UN認証:要確認
丸型PPバケツ 2.5L〜20L2.5〜20リットル、18サイズ1H2UN認証:要確認可能である。P001は、容器等級IIIのUN 1935について、プラスチック製ジェリカン(3H1)を最大60 Lまで認めており、国連表示にはX、YまたはZが必要である。
さらに2つの規則が適用される。容器は内容物に耐えるものでなければならない(ADR 4.1.1.2)ため、充填前に材質と物質の適合性を確認すること。危険物用のプラスチック製ドラム缶およびジェリカンの使用期間は製造日から5年である(ADR 4.1.1.15)。鋼製容器にはこの制限はない。
HDPEグレードとフッ素化 · 液体別の化学的適合性 · 鋼製 vs HDPE 携行缶
エントリーによって異なる:容器等級Iはなし、容器等級IIは100 ml、容器等級IIIは5 L。値はADR 2025の表Aの第7a欄による。
ADR第3.4章では、この値以下の内装容器に入れた液体は、軽減された規則で運送できる。組合せ容器の総質量は30 kg以下(シュリンク包装トレイでは20 kg以下)とし、危険性ラベルの代わりに少量危険物マークを表示する。
ADRの少量危険物と1,000ポイント規則 · ADR 1,000ポイント計算ツール
ADRは欧州の道路輸送を対象とし、鉄道のRIDも同じ危険物リストを使う。海上輸送ではIMDGコード、航空輸送ではICAO技術指針とIATA危険物規則がそれぞれ独自の危険物リストを持つ。UN 1935の分類と容器等級は通常これらの間で一致するが、容器包装基準と上限は異なるため、輸送モードごとのリストを確認すること。
米国では49 CFR 172.101の危険物表が適用され、一部の物質には国連番号の代わりにNA番号が付く。米国の規則では、国連表示のある容器を仕様容器(specification packaging)と呼ぶ。
| 国連番号 | 品名 | 分類 | 容器等級 |
|---|---|---|---|
| UN 1593 | ジクロロメタン | 6.1 | III |
| UN 1662 | ニトロベンゼン | 6.1 | II |
| UN 1710 | トリクロロエチレン | 6.1 | III |
| UN 1888 | クロロホルム | 6.1 | III |
| UN 1897 | テトラクロロエチレン | 6.1 | III |
| UN 2078 | トルエンジイソシアネート(TDI) | 6.1 | II |
| UN 2206 | イソシアネート類(毒性、他に品名が明示されていないもの) | 6.1 | II, III |
| UN 2290 | イソホロンジイソシアネート(IPDI) | 6.1 | III |
Fortitude21は、設計型式ごとに認証を受け、所管当局が認める品質保証のもとで製造したUN規格の鋼製およびプラスチック製ジェリカンに加え、ペール缶、保管場所に必要な漏洩防止パレットと防液堤を製造している。上のカードは、当社の製品をUNコードで各エントリーに対応させたものである。「要確認」と表示されたものは、ご注文前にその設計の証明書を確認する。
UN 1935はシアン化物溶液(他に品名が明示されていないもの)の国連番号で、クラス6.1(毒物)、容器等級I、IIおよびIIIに分類される。容器等級IIIでは最大60 LのUNジェリカン、最大450 Lのドラム缶または最大3,000 LのIBCで運送できる。
クラス6.1(毒物)。クラス6.1は毒物である(ADR 2.2.61)。容器等級は経口、経皮および吸入毒性で決まり、強毒性のものがI、毒性のものがII、弱毒性のものがIIIである。
エントリーによって異なる。UN 1935には容器等級I、IIおよびIIIにわたる3件のエントリーがある。安全データシート第14項の容器等級を使うこと。
可能である(容器等級IIおよびIII)。エントリーにはIBC02が記載されており、最大3,000 Lの金属製、硬質プラスチック製および複合IBCが使用できる。容器等級IではIBCは使用できない。
エントリーによって異なる:容器等級Iはなし、容器等級IIは100 ml、容器等級IIIは5 L。値はADR 2025の表Aの第7a欄による。
本ページが依拠する規格・法令を発行機関へのリンク付きで示す。市場規則を挙げている箇所については、仕様に反映する前に最新版を確認すること。
データ:OTIFが公表したRID 2025に掲載のADR 2025表A(2026年10月6日確認)を、当社の国連番号容器検索ツールと同じエンジンで処理したもの。出荷前に最新のリストを確認すること。